今、空き家がお得になります?!

Sho

1月13日付 読売新聞

国土交通省は、中古住宅を購入し、省エネや耐震改修などのリフォーム工事を行った人に、最大で65万円を補助する新たな制度を作り、2月にも申請の受け付けを始める。

補助対象を40歳未満に絞り、子育て世帯など若年層の住宅取得を後押しする。中古住宅やリフォーム市場を活性化させ、空き家の増加に歯止めをかける狙いもある。

対象となるのは、中古住宅を購入した40歳未満の人で、専門家に建物の劣化状況などを検査してもらう「インスペクション(住宅診断)」を受けることなどが条件だ。住宅診断と省エネリフォームにかかる費用について最大で50万円を補助し、耐震改修を行う場合はさらに15万円が上乗せされる。補助金は宅建業者などが住宅購入者に代わって国に申請し、購入代金から補助額を差し引く仕組みだ。同省は1万戸以上の利用を見込んでいる。

つまり、若い世代に日本に余っている空き家を使ってくださいねということですね。

その気持ちはわかりますよ。わかりますとも。

日本には空き家がいっぱいあって、高齢者は既に家を持っているからこれ以上は必要ないから、
今から家を持つであろう若い世代にターゲットを絞ったわけです。

統計庁による住宅・土地統計調査(2014年)によると、
世代別持ち家率は

こんな感じ。まぁ確かに50代以上は7割以上が家を持っていて
40代以下はあまり持っていない感じですね。数字上は・・・。

果たして、持ち家がない人は、持ち家を求めているんでしょうかというところですね。

別の調査、内閣府が2015年に実施した「住生活に関する世論調査」では、
全体の74.9%の人が「家を所有したい」と考えていることがわかっています。

ということは今回の補助制度、効果があがるんじゃないか!!
と思ったのですが・・・・

さらにこの調査を深読みすると、
家を購入するなら新築がいい!と答えた人が73%。
中古が良いと答えた人は10%・・・。

つまり、この10%のパイを狙ってるわけですよねー。
もともと新築がいいと思っている人はある程度の費用負担は覚悟をしていると思うので、
全体の購入費用から考えれば、たった65万円で中古にしようかなとなびくのは厳しいのかなぁと。

自治体も空き家に対してサポートをしている中、中央省庁があえて、65万円の補助金に取り組むべきなのか、

そもそも空き家を残す必要があるのか、なぜなのか、そこから考え直してもいいかもしれませんね。

個人的には空き家は必ず残さなければいけないとは思っておらず、
物件によっては残した方がいいものもあれば、つぶしてしまった方がいいものもあれば・・・と考えています。

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